ストラッカ・レーシングは、2015年シーズンのWEC世界耐久選手権参戦に向けて、3日間のテストをポールリカール・サーキットで実施している。

 ストラッカは14年シーズンのWECで、LMP2クラスにストラッカ童夢S103・ニッサンを投入する予定だったものの、車両製作の遅れやマシンの見直しなどにより参戦が遅れ、最終的には新車デビューを来季へと延期していた。

 ストラッカのテストは12月10日〜12日の3日間の日程で実施されており、ロングランを行う前の10日の時点ですでに500km以上を走破しているという。チーム代表のダン・ワルムズリーは次のように語っている。

「クリスマス休暇の前にテストに戻ることができ、ドライコンディションのもとサーキットで走ることができたのは素晴らしいね」とワルムズリー。

「全ての状況を考えると、マシンは現在あるべき位置にあって、ストラッカが夏を通して開発したものが機能しているんだ。ドライバーたちもフィーリングの良さを報告してきている。信頼性もあり、我々が施した変更にも反応があるんだ」

 チームオーナー兼ドライバーのニック・レベンティスは、マシンのバランスやフィーリングの良さをコメントしている。

「マシンのフィーリングはとてもいいし、バランスも優れている。よく進歩しているよ」とレベンティス。

「セッションごとに少しずつ速くなっているし、ラップタイムも良さそうだ。同様に、ミストラルストレートエンドでのスピードも速かったんだ」

 ストラッカ童夢S103は、シーズン後半からは最終戦でのデビューが目指されていたが、ヘッドレストに問題がありFIAの安全基準を満たせない可能性があったことから15年への延期を決定している。ストラッカは、レギュレーションに合致するようモディファイされたヘッドレストを1月には導入予定で、15年WECのLMP2クラスに最低でも1台をエントリーする計画だ。

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