アメリカン・ル・マン・シリーズ/インターコンチネンタル・ル・マン・カップのセブリング12時間は17日、プラクティスが行われ、昼間のセッションではアウディR15の2号車がトップタイムをマークした。
アウディ勢は、1号車アウディをドライブしたロマン・デュマが午前のトップタイムをマークし、トム・クリステンセンがドライブする2号車が午後のトップとなった。1号車の午前のタイムがこの日のトップとなっている。
一方、アウディ勢同様ワークス体制で乗り込んだプジョー勢は、ファーストセッションで5番手、6番手、セカンドセッションで3番手、4番手となっている。“旧型”プジョー908 HDi FAPを持ち込んだオレカはファーストセッションで3番手となっている。
ナイトセッションでは、7号車プジョー908がアウディ勢を抑えトップに。2号車アウディ、8号車プジョー、1号車アウディと続いている。
オープニングセッションで4番手に食い込んだのは、マッスルミルクカラーのサイトスポーツが走らせるローラ・アストンマーチンだったが、ファーストセッションのチェッカー後に出火。セカンドセッションは走行できなかった。
レベリオン・レーシングのローラ・トヨタは午後のセッションでディーゼル勢に接近、1.5秒差をつけ、ガソリン勢最速を奪い、ハイクロフトのHPD ARX-01eをリードしてみせた。日本メーカーエンジン搭載車では、P2クラスでシグネチャが走らせるオレカ・ニッサンが午前、午後ともクラストップとなっている。ナイトセッションでは055号車ローラ・ホンダがトップとなった。
GTクラスでは、トニー・バイランダー駆るフェラーリ458がセッション1でトップに。午後はトニー・ミルナー駆るワークスのコルベットがトップとなった。ナイトセッションでは、001号車フェラーリ458がトップとなっている。