2009年にF1から撤退して以降、将来のモータースポーツ活動を模索していると言われているトヨタだが、2011年にスイスのレベリオン・レーシングと組み、KERSつきハイブリッドマシンでル・マンに参入するのではないかとドイツのMotorsport Totalが伝えている。
Motorsport Totalによれば、トヨタはスーパーGTで使用されている3.4リッターV8エンジンにKERS、もしくはハイブリッドシステムを搭載し2011年にル・マン・シリーズとル・マン24時間に参戦するのではないかとされている。シャシーについてはまだ決定されていない模様だが、現在レベリオンが使用しているローラ、もしくは過去にハイブリッドシステムを搭載してテストをしていたと言われている童夢S102が使用されるのではないかという。
トヨタがタッグを組むと言われているのは、スイスに本拠地を置くレベリオン・レーシング。もともとスピーディレーシング・チーム・セヴァとして参戦しており、高級腕時計ブランドのレベリオンのネーミング・ライツによりチーム名を変えていた。
Motorsport TotalによればトヨタはACOと盛んにコンタクトをとっていたとのことで、2014年からは“ワークス”として本格参戦するのではないかという噂もある。