ビーチディーン・マンセル・モータースポーツから今週末のル・マン・シリーズ最終戦に出場する予定だった元F1ワールドチャンピオン、ナイジェル・マンセルだが、医師からのアドバイスにより出場できないこととなった。
6月のル・マン24時間に参戦した際、レース序盤に高速でクラッシュしたマンセルは病院に運ばれ、その後のLMSアルガルベ戦をスキップ。ハンガロリンクでのレースはレオ、グレッグのふたりの息子だけが参戦し、クラス優勝を果たしていた。
今週末のLMSシルバーストンは、マンセルにとってもF1時代の思い出が深いサーキットだけに、満を持しての復帰となるはずだったが、医師のアドバイスにより、再びふたりの息子にステアリングを預けることとなってしまった。
チームにとっても今季のハイライトのレースだっただけに、マンセルは「シルバーストンで走ることができないなんて、本当にガッカリしているよ」と語る。
「とは言っても、チームにとってこのシルバーストン戦はホームレースだ。レオとグレッグ、そしてチームがベストリザルトを残せるように、チームオーナーとしての仕事をこなすつもりだ。ハンガリーでの成績は素晴らしかった。でも、我々はシルバーストンでもいい成績を残さなければいけない。来年の活動のためにスポンサーを集めなきゃならんからね」