WEC世界耐久選手権のLMP1クラスに参戦しているニッサンは、アメリカのNOLAモータースポーツパークで2日間のテストを終えている。
ニッサンは今年、FFレイアウトのGT-R LMニスモを開発し、WECへのフル参戦を発表していた。ただ、結果的にはル・マン24時間に3台体制で参戦したのみで、その他の7戦は欠場。10月はじめには、16年からシリーズへの参戦を再開すると発表し、チーム代表もベン・ボウルビーからマイク・カルカモに変更するなど、体制も新たに準備が進められている。
現在のところ、今回のテストに関するリリースなどは発行されておらず、Twitterの公式アカウント(@NISMO)上で報告されているのみ。投稿された写真からは、2台のマシンが参加していることが分かるほか、ドライバーとしては松田次生、そしてヤン・マルデンボロの姿を確認することができる。
今回はミシュランタイヤの評価を行い、新たな構造やコンパウンドをテストしたのだということだ。
Completed 2 days of #GTRLeMans testing at @NOLAMotorsports to evaluate new @michelin_sport compounds/construction. pic.twitter.com/z9x2UoTqZ8
— Nissan NISMO (@NISMO) 2015, 12月 10