インディカー・シリーズにアンドレッティ・オートスポートから参戦しているライアン・ハンター-レイが、来季ウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ(WTSC=今季までのUSCCから改称)の4戦にスポット参戦することになった。
2012年に王者に輝くとともに、14年にはインディ500も制した経験ももつハンター-レイは、来季も引き続きアンドレッティからインディカー・シリーズを戦うことが決まっている。今回は、それに加えてWTSCでスピリット・オブ・デイトナ(VisitFlorida.comレーシング)のシボレー・コルベットDPもドライブすることが決まった。
ハンター-レイが参戦するのは、1月のデイトナ24時間、3月のセブリング12時間、そして10月のプチ・ル・マンというビックレース3戦と、インディカーのロングビーチ戦と併催となるWTSC第3戦の合計4レース。デイトナ、セブリング、プチ・ル・マンでは、チームのレギュラードライバーを務めるライアン・ダルジール/マーク・グーセンスと組むことになる。またロングビーチ戦では、WEC参戦のため欠場するダルジールの代わりにステアリングを握る。
ハンター-レイは「大きな耐久レースで勝つための強力な体制が整っていると感じているし、ロングビーチでの(インディカーとWTCSの)“2役”というチャレンジも楽しみにしているんだ。僕の好きなコースのひとつでもあるしね」
「マーク、そしてライアンとはどちらも以前一緒に働いたことがあって、成功を分かち合ってきた。だから、僕たちは色々なプロセスを省略できるし、すぐにマシンのセットアップに取り組むことができる」