英AUTOSPORTは、ベントレーがモータースポーツシーンへの復帰を目指し、コンチネンタルGTのGT3規定レーシングカーを開発、今月開催されるパリ・モーターショーで公開するのではないかと報じている。
ベントレーは1920年代にル・マン24時間で5回の優勝。フォルクスワーゲン・グループの傘下に入った2003年にはベントレー・スピード8で優勝。モータースポーツへの復帰を印象づけたが、それ以降目立ったモータースポーツ活動は行われていない。
しかし、ベントレーはレースシーンへの復帰に向け、カスタマー向けにコンチネンタルGTをベースとしたGT3カーを製作、パリショーで公開するのではないかとしている。現段階ではゴーサインを待っている段階のようで、正式なプログラム開始には2〜3カ月かかるのではないかという。
また、ベントレーはコンチネンタルGT3プログラムに向けて、外部のエンジニアリング会社との提携を模索。かつてサリーンS7R GT1を製作したRMLがその候補のひとつのようだ。
GT3カーはヨーロッパ各地で行われているGT3規定のレースに出場できるほか、アジアでもスーパーGT300クラスをはじめ、さまざまなレースに出場することができる。ベントレー・コンチネンタルGT3はもし発売されれば、プライベートチームにとっては魅力的な選択肢のひとつとなりそうだ。