WEC世界耐久選手権に参戦しているポルシェは、2015年シーズンのル・マン24時間耐久レースに投入する3台目の919ハイブリッドのドライバーラインナップについて、決定を急いでいないのだと明かした。

 ポルシェはLMP1-H参戦2年目となる15年シーズン、ル・マン24時間とその前戦となるスパ・フランコルシャン戦に3台目のマシンを投入することを発表しており、ドライバーとしてニコ・ヒュルケンベルグを起用している。

 13日の夜にドイツ・シュツットガルトで開催されたポルシェのチャンピオン表彰式で、ヒュルケンベルグのチームメイトが発表されるのではないかとも言われていたが、今回はその件に関する発表は行われなかった。

「急ぐことはない。じっくりとやるよ」と語るのは、LMP1チーム代表のアンドレア・ザイドル。

「2015年仕様のマシンの耐久プログラムを開始する2月頃までに決まっていればいいんだ。初期のテストはレギュラードライバーたちが行うからね」

 ル・マンに投入する3台目の919ハイブリッドのドライバーとして、F1で活躍するヒュルケンベルグの起用を発表しているポルシェだが、このシートにGTプログラムを戦うドライバーたちを起用する意向も当初から示しており、これまで5名のGTドライバーたちがLMP1をテストしている。

 また、ヒュルケンベルグが919ハイブリッドを初ドライブした12月9日〜11日のテストでは、フレデリック・マコウィッキ、ニック・タンディ、ミカエル・クリステンセンの3名が再びLMP1のステアリングを握っている。

 ザイドルは、残るふたつのシートにGTドライバーを起用すると100%言い切ることはできないものの、ポルシェとしてはできるかぎり内部からの起用を望んでいるのだと語っている。

 なおポルシェは、15年仕様の919ハイブリッドのテストをクリスマス前に開始予定。バイザッハでシェイクダウンを実施し、1月半ばにアブダビのヤス・マリーナ・サーキットでのテストを行う予定だという。

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