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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.05.07 00:00
更新日: 2018.02.17 07:49

マツダLMP2、USCC第4戦で過去最高位を獲得


MZRacing

2015/05/05
TUSC
マツダプロトタイプ、TUSCマツダレースウェイで過去最高位入賞

 トリスタン・ヌネスとジョナサン・ボマリートがドライブするマツダプロトタイプ70号車は、5月3日(日)に行われたTUDORスポーツカー選手権でプロトタイプクラス6位、総合7位でフィニッシュしました。クラス・総合どちらのフィニッシュ順位も、2014年にSKYACTIVディーゼルエンジンでレースに挑戦し始めたマツダプロトタイプにとって過去最高の結果となりました。70号車のスタートドライバーを務めたヌネスは、ディーゼルエンジンの燃費の良さを活かして、7周レースをリードしました。今シーズン、マツダがレースの先頭を走るのは2度目のことです。

 07号車は、トム・ロングのドライブで力強くスタートしました。序盤にエンジントラブルを抱え順位を落としましたが、ロングとチームメートのジョエル・ミラーは、プロトタイプカテゴリーで9位フィニッシュしています。

 ヌネスはレースのスタートと混雑したレーストラフィックについて、「スターティングドライバーとして、レースを長い視点で見なければいけません。ほとんど、ジョナサンにマシンを引き継ぐことだけを考えていました。スターティングドライバーはタフな仕事です。目の前で混乱が起きていても、クルマをクリーンに保っていなければなりません。僕たちの計画は先頭集団についていくことでした。その結果、レースをリードし、燃費の優位性を活かすことができるポジションにつくことができました」とコメントしています。

 19歳で、まだプロトタイプのキャリアが少ない中、初めてレースの先頭を走ったことについて、「チームが無線で、トップを走っていることを教えてくれ、スコアボードにも70の文字が表示されているのを見ました。信じられない気持ちでした。レースを始めたときから、このチームと共にレースをリードし勝つことが夢でした。マツダチームからレースに出場することも夢でした。それをマツダレースウェイで実現できたことは、この上ないです。ここは、僕が初めてのカーレースで勝った・・・ああ、その時僕はまだ少年でしたが、それは2010年のスキップバーバーシリーズでのことでした」とまだまだ成長過程にあるヌネスは語りました。


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