マツダUSAは、6月1日にグランダムのGTレースが行われるデトロイトにおいて、2013年にグランダムレースに新設される先進クリーン技術車によるGXクラスにSKYACTIV-Dクリーンディーゼルエンジンを投入すると発表した。
マツダ株式会社と北米マツダ、およびスピードソース・エンジニアリングが共同開発したレース用SKYACTIV-D/2.2リットル・クリーンディーゼルエンジンは、ロードカー用エンジンと多くのコンポーネントを共有。エンジンブロック、ヘッドおよびコモンレール燃料噴射などがロードカー用と共通となる。生産型SKYACTIV-Dエンジンは、14:1の低圧縮、2ステージターボチャージャー、最高回転5,200rpmなどが特徴だ。
このSKYACTIV-Dレースエンジンを搭載する車種は、2012年のグランダムレースシーズンが終了したのちに発表される予定だという。
「これは、私たちのレースヒストリーに新しい章を開くものだ」と北米マツダ副社長のジェイ・アメストイは語る。
「私たちは、これまでにロータリー技術で数々の勝利を手にしてきた。いま私たちは、このまったく新しいプロダクションエンジンベースのクリーンなパワープラントを使うお客様を、再びウイナーズサークルにお連れすることができると信じています」
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