第82回ル・マン24時間耐久レースは11日フリープラクティスで幕を開けたが、ファンが訪れる『ヴィレッジ』というエリアに、今季LMP1クラスに復帰を果たしたポルシェが『スピリット・オブ・ル・マン』という展示を行っている。

 今季、ポルシェは919ハイブリッドでWEC世界耐久選手権にフル参戦。総合優勝を争うクラスに復帰を果たした。それもあり、今季ポルシェはパドックやスタンドでアウディ、ニッサンと熾烈なプロモーション合戦を展開している。

 そんなプロモーションの一環として登場した『スピリット・オブ・ル・マン』は、これまでル・マンの歴史を彩ってきたファン垂涎のレーシングカーがズラリ。ドイツのシュツットガルトから運ばれてきた名車たちは、日本ではまずお目にかかれないラインナップだ。

 展示されていた車両は10台。1958年のポルシェ550、64年のポルシェ904、70年のポルシェ908といった車両に加え、シルバーのマルティニ・カラーが鮮烈な1971年のポルシェ917 LH、74年のポルシェ911 RSRターボといった車両が並び、その裏側にはポール・ニューマンがドライブしたポルシェ935という魅惑のラインナップだ。

 また、グループ6/グループCカーも登場。名車ポルシェ936に加え、ロスマンズカラーの1987年ポルシェ962Cも登場。レギュレーションの間隙を突いた1994年のダウアー・ポルシェが並んだ。最後の1台は、ポルシェ最後のル・マンウイナー、911 GT1というラインナップとなっている。

 ヴィレッジは予選から多くのファンが訪れており、ポルシェの展示も大盛況。地元ファンも懐かしそうに往年の名車たちに見入っていた。

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