第79回ル・マン24時間耐久レースは残り3時間を切り、2号車アウディR18 TDIがリードをキープ。3台のプジョー908がこれを追走。2番手9号車プジョーとは同一周回となっている。
ただ1台残りアウディ勢の期待を一身に背負う2号車だが、夜明けからそのペースは鈍らず首位をキープ。しかし、2番手につける9号車プジョーとは変わらずの同一周回となっており、何かあれば逆転という間隔となっている。
3番手には、序盤やや遅れた8号車。一方2〜3番手を争っていた7号車は、アレックス・ブルツがドライブ中にクラッシュ。現在4番手にポジションを落とした。サルテ・サーキットには、残り3時間あまりとなったところで小雨が舞いはじめ、総合5番手につけていたオレカ・プジョー10号車、さらにLMP2クラストップだったグリーブス・モータースポーツのザイテック・ニッサンもスピン、コースオフを喫し遅れた。
LMP2の上位陣にもトラブルが相次いでおり、26号車シグナテック・ニッサンもトラブル。とは言えまだトップ3圏内をキープしている。LM-GTEプロクラスは51号車AFコルセのフェラーリ、73コルベットがこちらも同一周回でのバトルとなっている。