第82回ル・マン24時間耐久レースは決勝レーススタートから14時間が経過しているが、現地時間4時59分、スタートから多くの時間で首位を走行していた7号車トヨタTS040ハイブリッドが、中嶋一貴のドライブ中にストップ。首位が交代した。

 今年のWECで開幕から素晴らしいスピードを発揮し、第3戦にあたるル・マン24時間でも中嶋一貴がポールポジションを獲得するなど、好調を維持していたトヨタTS040ハイブリッド。スタートからほとんどの時間でトップをキープしていたが、同様にトラブルフリーで走行を続ける2号車アウディR18 e-トロン・クワトロと僅差の戦いを展開していた。

 しかし、夜の走行が続き、少しずつ空が白みはじめようかという午前4時59分、タイミングモニター上に7号車がマーシャルポスト106番付近(アルナージュ周辺)で、7号車がストップしているという表示が出る。同時に2号車アウディがトップに浮上し、どんどん周回差がつきはじめた。

 深夜はコース上のテレビカメラが少なくなっており、一貴が停止しているシーンは他車の車載カメラでしか映し出されていない。7号車はグリーン上に停止しており、再始動を目指していると思われている。また、ピットで携帯電話で更新しているシーンが映し出されたり、7号車の車載映像が届いていないことから、電気系のトラブルが発生したことが予想されている。

 7号車はストップ以降他車両に次々とポジションを譲っており、5時15分の時点で4番手まで順位を落としている。

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