今年で79回目を迎えるル・マン24時間耐久レースにOAKレーシングから中野信治が参戦することが発表された。

 2005年にル・マン24時間耐久レースに挑戦した中野は、日本人で初めてF1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間という世界三大レースに参戦という偉業を達成。その後もル・マン24時間をはじめヨーロッパのレースに参戦。2009年にはアジアン・ル・マンシリーズの初代シリーズチャンピオンにも輝いている。また、現役ドライバーを続ける傍ら、2009年より中日本自動車短期大学で准教授も務めている。

 2011年は昨年のル・マン24時間LMP2クラスで2位に入ったフランスのOAKレーシングから参戦し、ジャッドエンジンを積んだペスカローロLMP2をドライブする。

 中野は参戦発表のリリースで「2011年のルマン24に参戦が決まりましたことを心からうれしく思っています。今年ルマン24が開催されるのは6月11日。奇しくも東日本大震災からちょうど3ヶ月です。この節目の日に、僕がただ一人の日本人として日の丸を掲げて走ることで、もう一度世界の目を日本に向けるきっかけになればと願います。同時に今回日本で起きた未曾有の災害を風化させることなく、世界中の多くの人々が何が自分にとって大切なのか立ち止まって考えなければならないタイミングなのだと強く感じています。今年40歳を迎える僕がこうして世界で挑戦を続ける事で、ほんの少しでも信じ続ける事の尊さ、持続する事の大切さを感じていただけるよう全力で戦います。そして、今回の挑戦に関して多大なご理解ご協力をいただきますスポンサー及びファンの皆様、関係者の方々に心から感謝申し上げます」とコメント。

 東日本大震災の被災地へ支援活動を続けている中野は、ル・マン24時間でも日本に向けたチャリティ活動を行うことを計画している。

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