2014年も残りわずか。そこで今年、オートスポーツwebに掲載された写真のうち、ファンの注目を集めた写真をピックアップし、1年間を振り返ってみたいと思います。

【第10位】ロズベルグの涙
F1でルイス・ハミルトンと激しいチャンピオン争いを繰り広げたニコ・ロズベルグ。最終戦アブダビで逆転王座を狙ったロズベルグでしたが、レースはマシントラブルで悲願の初王座にはあと一歩届きませんでした。写真は、悲しみに暮れるニコを慰める新妻ビビアン・シボルト嬢。彼女の目にも涙がありました。

【第9位】“トランペット”は失敗
今年のF1にはパワーユニットと呼ばれる1.6リッターV6ターボの新エンジンが導入されましたが、それに伴ってエンジンサウンドの迫力が失われたとの批判が集まりました。そこでFIAは、音響の専門家の協力を仰ぎ、5月のバルセロナテストで“トランペット”型のエキゾーストをテストしました。ただ実際のテストでは、これまでのエンジンサウンドと比べ、その違いはほとんどなかったといわれ、この試みは失敗に終わりました。

【第8位】We LOVE 麻衣
F1ハンガリーGPからケータハムCT05のリヤウイング翼端板に突如お目見えした日本語を含むスポンサーロゴ。可夢偉ファンという日本人の「麻衣」さんが、可夢偉をサポートしたいという一心でチームにスポンサーを申し入れるという一連の話題は、多くの注目を集めました。

【第7位】ライコネンの大クラッシュ、事故後の処理に批判も
F1イギリスGP決勝を18番グリッドからスタートしたライコネンは、1周目のターン5でコースアウト、コースに復帰する際にランオフエリアのバンプに乗ってしまい、コントロールを失ってしまいました。ライコネンはウォールに当たった後、スピンしながらコースを横切り、その間にフェリペ・マッサとも接触。幸いドライバーに大きなケガはありませんでしたが、破損したガードレールの修理で再スタートまで約1時間にわたってレースが中断したことには批判の声も挙がりました。

【第6位】モナコの遺恨
F1モナコGPで入賞争いを繰り広げていたケータハムの小林可夢偉。しかしレース終盤、フェラーリに道を譲ろうとした際に後方につけていたジュール・ビアンキの強引なオーバーテイクを受けてしまった。「がっつり、クルマを壊されました」とレース後に強い不満を口にした可夢偉のマシンは、フロアとサイドポンツーンに大きなダメージを受け、右側半分のダウンフォースもほとんどない状態。ストレートも真っすぐ走るのが難しい状態となっていました。

【第5位】ロッテラーの想い
F1ベルギーGPで小林可夢偉に代わりケータハムのレースシートに収まったアンドレ・ロッテラー。日本のスーパーGTやスーパーフォーミュラ等で長く活躍するロッテラーは、ホームグランプリとも言えるスパ・フランコルシャンでのF1デビューに、日本語の『希望』という漢字を刻印したスペシャルヘルメット持ち込んだ。

【第4位】チェザリス逝く
元F1ドライバーのアンドレア・デ・チェザリスが10月にイタリアでバイク事故を起こし55歳という若さで亡くなった。『壊し屋』という異名をとりながらも長くF1界に独自のポジションを築き、愛されたチェザリス氏。写真は、アルファロメオでポールポジションを獲得した1982年のロングビーチGP。

【第3位】醜いノーズ
2014年の新車発表で話題をさらった“醜いノーズ”。ロータスの2本牙やアリクイ、カモノハシなどと揶揄された今年のノーズは、さまざまな方面から大きな批判を受けました。そのなかで最もアクセスが多かったのが、小林可夢偉がドライブしたケータハムCT05の段差ノーズでした。

【第2位】ホンダへの期待
2015年からマクラーレンのパワーユニットサプライヤーとしてF1に復帰するホンダ。そのパワーユニットを搭載したマクラーレンのテストカー『MP4-29H』が11月にシルバーストンで初走行を行いました。最終戦後のアブダビテストでは2日間でわずか5周と不安を残す結果となりましたが、2月のプレシーズンテストではどのようなパフォーマンスをみせるのか、期待は高まるばかりです。

【第1位】一日も早い回復を
F1日本GPのアクシデントで頭部に重傷を追ったジュール・ビアンキのニュースには、世界中の人々がショックを受けました。現在、ビアンキは母国フランスの病院に入院していますが、一日も早い回復を祈りたいと思います。

本日のレースクイーン

佐々木美乃里ささきみのり
2025年 / スーパーGT
KeePer Angels
  • auto sport ch by autosport web

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

  • auto sport

    auto sport 2025年6月号 No.1608

    [特集]レッドブル 角田裕毅
    5つの進化論

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円