ACOフランス西部自動車クラブは28日、2014年のル・マン24時間の決勝レースを6月14日〜15日に開催すると発表した。なお、この日付はF1グランプリの日程とは重ならないことがFIAから発表されている。
90周年を迎えた今年は、6月22日〜23日に決勝レースが開催されたル・マン。伝統的に最も日照時間が長い6月の中旬の週末に開催されてきたが、同様に6月中旬に開催されるF1カナダグランプリと日程が重なることが多かった。
28日に開催されたFIAワールド・モータースポーツ・カウンシルでは、決定事項として「6月中旬というル・マンの伝統的日程を保存するため、6月14日〜15日の週末にはF1グランプリが開催されないことを確実とする」とアナウンスした。
これを受けて、ACOは2014年のル・マン24時間の日程を6月14日〜15日と発表。2週間前の6月1日(日)にテストデーを開催、6月8日(日)〜9日(月)という日程で車検を開催する。
今季はアウディvsトヨタの対決に沸いたル・マン24時間だが、来季のLMP1クラスにはそれに加えポルシェがワークス参戦するほか、多くのプライベートチームが新規定シャシーでLMP1クラスに参戦すると予想されている。