童夢の公式ホームページ(http://www.dome.co.jp/)に15日、開発中だったクローズドボディのLMP1プロトタイプカー、童夢S102の改良モデルの風洞実験中の写真が掲載された。このボディは間もなく完成するとのことだが、実際に走行するかどうかは分かっていない。

 2008年にル・マン24時間にデビュー、ガソリンエンジン車の中で鮮烈なスピードをみせた童夢S102だったが、09年は参戦を見送り、さらに2010年は一時エントリーリストに名前が載ったものの、契約のこじれからエントリーは取り消し。その後、2011年のル・マン参戦を目指して国内でテストが行われるなど、再開発がスタートしたかに見えたが、8月25日に林みのる代表がコラムで「ル・マンからの卒業」を宣言。今後の参戦は無いと明言した。

 しかし、童夢ホームページによれば2011年規定に適応したS102の改良バージョンの開発が2週間前まで進んでおり、先日、風流舎にて最後の風洞実験が行われたという。童夢HPに掲載された写真を見ると、スワンネックタイプのリヤウイングをはじめ形状の異なるリヤフェンダー、また、2011年レギュレーションで装着が求められているシャークフィンが取り付けられたS102の姿を見ることができる。

 この風洞モデルと同じボディを搭載したS102は、2週間後に実車が完成するという。しかし、実戦に参戦する予定は無いようだ。

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