ル・マン24時間耐久レースを主催するフランス西部自動車クラブ(ACO)は19日、ル・マン24時間に向けたLMP1クラスのガソリンエンジン車のパフォーマンスを引き上げるとするプレスリリースを発行した。

 8日、ACOはインターコンチネンタル・ル・マン・カップ第2戦スパまでの結果を受け、ディーゼルエンジン車とガソリンエンジン車のパフォーマンスをラップタイム上で2%以内にするレギューレション変更を行うと発表していた。

 19日にACOが発表した内容によれば、今回の調整によりガソリンエンジン車はリストリクタ径を0.3mm拡げることができる一方、車重を10kg減らすことにより、ディーゼル車の2%以内に性能を調整するという。ガソリン車で10kgの車重軽量化を実現できない場合は、0.5mmのリストリクタ径増加も認められるという。

 また、ガソリンエンジン車はピットストップにおいても優遇されることになり、ガソリンエンジン車は燃料給油のホース径を10mm太くすることができ、一方、ディーゼル車は0.3mmホース径を細くすることが課せられる。

 今回の調整はガソリンエンジン車とディーゼル車のパフォーマンス調整だけに留まらず、2010年型のディーゼル車を使用するチーム・オレカ・マットムートのプジョー908 HDi FAPは車重を15kg落とすことができるほか、LMP2クラスでコストキャップ制限を受けているマシンは3.5mm給油ホース径を太くすることができる。また、LM-GTEクラスのドラン・フォード、ロータス・エヴォーラにも性能引き上げの措置がなされている。

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