23日、ニッサン/ニスモは、2015年から『ニッサンGT-R LMニスモ』という車名でWEC世界耐久選手権/ル・マン24時間のLMP1クラスに参戦すると発表したが、ル・マン24時間とWECを運営するACOフランス西部自動車クラブは、ニッサンの復帰を歓迎する声明を発表した。

 ル・マン24時間の最高峰カテゴリーであるLMP1クラスは、近年2ワークスによる戦いが続いており、2011年まではアウディとプジョー、12年からはアウディとトヨタという図式となっていた。しかし、2014年から耐久の雄であるポルシェがLMP1に参入し、2015年からはニッサンの参入が決定。一気に世界的に名だたる4つの自動車メーカーがワークス参戦することになった。

 かつてのグループC全盛期、そしてGT1全盛期を思い出させるかのようなメーカー対決の復活に、ル・マンを運営するACOのピエール・フィヨン会長はロンドンに出向きニッサンの記者会見に出席。また、WECをACOとともに運営するFIA国際自動車連盟のジャン・トッド会長もビデオレターを寄せた。

 ロンドンでのLMP1発表会に展示された「ニッサン、ニスモ/神奈川県横浜市鶴見区大黒町6-1(ニスモ本社の住所)から24時間サーキット、ル・マン市72019、フランス(サルト・サーキットの住所)行き、2015年まで開封禁止」と書かれた木箱の前でニッサン首脳陣と写真に収まったフィヨン会長は、「ニッサンの復帰は、ル・マンにとってグレートなニュースだ。ル・マン24時間とWECに対する世界からの関心を加速させるのは間違いないだろう」ニッサンの復帰を歓迎するコメントを寄せた。

「2013年はアウディとトヨタが参戦していたが、今年は3メーカーの戦いとなった。そしてニッサンの復帰は、我々のLMP1レギュレーションが世界中の自動車メーカーを惹きつける証明になったと言えるだろう。これらの規則は、自動車メーカーがル・マンに来て、市販車に活用できる将来に向けた新技術を試すことができる魅力をもっている」

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