20日にアメリカ・セブリングでスタートが切られるアメリカン・ル・マン・シリーズ/インターコンチネンタル・ル・マン・カップ開幕戦セブリング12時間で、11日に発生した東北地方太平洋沖地震の被災者に対する活動が行われることとなった。
アメリカン・ル・マン・シリーズとセブリング・インターナショナル・レースウェイは16日、アメリカの赤十字社とともに東北地方太平洋沖地震の被災者に向けて、来場者とテレビ視聴者に向けて活動を開始。場内に多数の募金箱を置いて、義援金を募ることになる。
一方、17日にマシンに日の丸を入れ、『HELP JAPAN』というキャンペーンを展開すると明らかにしたのは、今季LMP1クラスに戻ったハイクロフト・レーシング。チームでは公式サイト内に特設ページを設置したほか、マシンのサイドに、日の丸と特設ページのURLを掲載している。
ハイクロフト・レーシングでは、このページの中で震災の惨状を克明に伝え、さらに「我々は2007年からスポーツカーレースで、ホンダの大きな助けを得ている。さらに、日本のファンから多くのサポートも得ている。我々は彼らに対して思い、祈り、彼らの国がこの困難な状況の中で強く生き抜くことを望んでいます」とコメントを残している。