インターコンチネンタル・ル・マン・カップ第3戦にあたるアジアン・ル・マン・シリーズ(AsLMS)ズーハイは6日、予選が行われ2号車プジョー908HDI FAP(フランク・モンタニー/ステファン・サラザン組)がポールポジションを獲得した。
木曜日のプラクティスセッションから雨模様となった今回のAsLMSズーハイ戦。木曜のプラクティスセッションでは、今回日本電産のサポートを受け学生たちで参戦している東海大学・YGKパワーの23号車クラージュ・オレカ・YGK(脇阪薫一/密山祥吾組)がクラッシュ。学生たちはなんとか徹夜でマシンを修復。予選に間に合わせている。
迎えた土曜の予選では、2号車プジョー908 HDI FAPがポールポジションを獲得。1号車プジョー(セバスチャン・ブルデー/サイモン・ペジナウ組)が2番手に続き、プジョー陣営がフロントロウを獲得。アウディ勢は7号車(トム・クリステンセン/アラン・マクニッシュ組)が3番手、8号車(リナルド・カペッロ/ロマン・デュマ組)が4番手となった。
23号車東海大学はトップから9秒遅れと苦戦しながらも無事に予選通過。LM-GT1クラスでは、関口雄飛がアタックを担当したJLOCの69号車ランボルギーニ・ムルシェラゴ(井入宏之/関口雄飛/坂本祐也組)がトップで総合9番手に。LM-GT2勢を上回り、ポルシェAGが走らせるポルシェ911 GT3Rハイブリッド(ヨルグ・ベルグマイスター/パトリック・ロング組)が総合10番手を獲得した。
LM-GTCクラスのトップはKKパフォーマンスの98号車アウディR8 LMS、LM-GT2クラスのトップはAFコルセの95号車フェラーリF430GTだった。