FIA国際自動車連盟が、2月のポールリカールテストで宙を舞う事故を起こしたプジョー908について調査を開始していると今月の英AUTOSPORT誌が報じている。
この事故は、2月にポールリカールでテストを行っていた2011年バージョンのプジョー908が、ニコラス・ミナシアンのドライブ中にスタート/フィニッシュラインに近い“ベリエール”というS時コーナーにアプローチした後、バランスを崩し宙を舞いクラッシュを喫したという。
当初プジョー・スポールは事故を否定していたが、FIAの技術コンサルタントと、ル・マン24時間を管轄するフランス西部自動車クラブ(ACO)とミーティングを持ち、その後事故が起きていたことを認めている。
プジョー908は、昨年のクリスマス前に行われたモーターランド・アラゴンでのテストでもマルク・ジェネのドライブ中に同様に宙を舞う事故を起こしており、FIAでは事故の関連性について調査しているようだ。