FIA国際自動車連盟と、ACOフランス西部自動車クラブは、2015年に向けて現行のLM-GTEクラスとFIA-GT3クラスに取って代わる新たなGTカテゴリーを創設する計画であると、英AUTOSPORTが報じている。

 ヨーロッパのGTカテゴリーは、GT1規定の車両が消滅した後、GT2カテゴリーが派生したWEC/ル・マン向けのGTE、ヨーロッパなど世界中で開催されているプライベーター向けのGT3カテゴリーが主流になっている。

 そんな中、改造範囲の広いGTEカーは費用も高騰化。一方コストキャップを設け車両販売価格を4000万円程度に制限しているGT3カーは多くの車両が各メーカーからリリースされ、人気を博しているが、メーカーやマニュファクチャラーが改造を施したGT3カーについては、独特の性能調整によって各車のバランスをとっている。

 そこで、FIAとACOはGTEのように厳格な技術規則をもち、かつGT3なみにコストが下げられたGTクラスの創設を望んでいるという。

 ACOのスポーティング・マネージャーを務めるヴァンサン・ボメニルは、「GTカーを製作しているマニュファクチャラーはGTEレギュレーションを支持してくれている。しかし、それと同時にGT3レギュレーションが大成功を収めていることも明白だ」と語る。

 この単一GTカテゴリーの誕生に向けて、FIAはすべてのGTカテゴリーに関連しているマニュファクチャラーを集め、ワーキンググループを立ち上げるという。

「我々には3つの具体的な目標がある。ひとつは、GTEの技術的な信憑性を保つこと。もうひとつは、GT3並みのコスト削減を達成すること。そしてもうひとつは、マニュファクチャラーがGTEとGT3向けに2種類のマシンを製作することなく、1種類のマシンを製作するだけで済むようにすることだ」

 FIAは11月に開催されるワーキンググループの会合に向けて具体的なスケジュールを定めておらず、ボメニルは具体的なレギュレーションの発表が、早ければ来年のル・マン24時間で実現可能だとしつつも、具体的なシリーズの開始までには1年が必要で、2015年になるだとうとしている。

 また、FIAとACOは、新たなレギュレーションのGTカーが登場したとしても、既存のGTカーがともに走ることができるように過渡期が発生すると強調している。

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