トヨタ・レーシングとTS030 HYBRID
WEC第4戦シルバーストーンで僅差の2位入賞!
次戦ブラジルでの優勝争いへと確かな手応え
2012年8月26日(日)
トヨタ・レーシングとTS030 HYBRIDはWEC(世界耐久選手権)第4戦シルバーストーン6時間レースで、2位入賞を果たすと共にファステストラップを記録した。
アレックス・ブルツとニコラス・ラピエール、そして、中嶋一貴の3人がドライブした#7のTS030 HYBRIDは、終始、高い信頼性と高速性能を発揮してトップ争いを繰り広げた。
決勝レース当日朝のウォームアップ走行で最速タイムを叩きだしたアレックス・ブルツが、スタートドライバーを担当。3番手グリッドから強力なトヨタ・レーシングハイブリッドシステム(THS-R)の性能を活かして、たちまち2位へと浮上。スタートから21分後、彼は一時レースをリードする走りも見せて、第2ドライバーの中嶋一貴にステアリングを託した。
中嶋一貴はスタートから2時半ほど経過した時点で、他車のアクシデントでセーフティカーが導入されたにも関わらず、素晴らしい走りを見せた。そして、レースも中盤戦を迎え、トップを逃げる#1アウディR18 e-tron quattroとの激しい首位攻防戦を繰り広げた中嶋一貴は、一時リードを奪われるものの、次のコーナーでは再び首位を奪い返すバトルを展開した。
その後、中嶋一貴からステアリングを受け継いだニコラス・ラピエールは、走り始めるとすぐの139周目にファステストラップを叩き出して健闘。最後のスティントを担当するアレックス・ブルツに引き継いだ。アレックス・ブルツは、ベストタイムを更新維持しながら、追いすがる#2アウディR18 ultraとのギャップを広げ、ゴールまで30分を残し、最後の燃料補給ピットストップを行った。
6時間レースが終了した時点で、TS030 HYBRIDはトップの#1アウディR18 e-tron quattroから55.675秒遅れで2位に入賞し、3人のドライバーは初めての表彰台に上った。トヨタ・レーシングの次の挑戦は9月15日に決勝レースが行われるWEC第5戦サンパウロ 6時間レース(ブラジル)となる。アレックス・ブルツとニコラス・ラピエールの2人が ステアリングを握る。
TS030 HYBRID #7:(アレックス・ブルツ/ニコラス・ラピエール/中嶋一貴)
ウォームアップ走行:1番手(1分47秒398)4周
決勝:2位(首位と55.675秒差)194周、ピットストップ8回、ファステストラップ:1分44秒059
木下美明 トヨタ・レーシング チーム代表:
「結果には非常に満足している。TS030 HYBRIDがレースでファステストラップを記録するスピードを示すことが出来たことを誇りに思うと共に、わずか2戦目で表彰台に立てたことも誇りに思う。レースは全くトラブルなく終了した。これはサーキットで働いた仲間と、TMGおよびトヨタ東富士研究所のモータースポーツ部、そして、トヨタのハイブリッド部門で働く全ての人々にとって名誉なことだ。ドライバーも素晴らしい走りを見せ、多くのファンに真のエキサイティングなレースを見せることが出来た。我々は常に表彰台の中央を目標としているが、今回のレースでもアウディがその夢を叶えた。彼らの偉業には称賛を送ると同時に、次戦ブラジルで戦えることを楽しみにしている」
