2012年までFIA-GT1世界選手権/FIA-GT3ヨーロッパ選手権を運営してきたSRO(ステファン・ラテル・オーガニゼーション)は、2013年に向けてGTカーによるスプリントレース『GTワールドシリーズ』を設立すると明らかにした。

 これはSRO代表のステファン・ラテルがスパ24時間の会場で記者会見したもので、ラテルはこれまでのFIA-GT1世界選手権に代わって、『GTワールドシリーズ』と題して、これまでのFIA-GT1同様のスプリントフォーマットのレースを開催したいと提案した。

 一方でSROは毎戦50台以上のエントリーを集めているブランパン耐久シリーズ(BES)を運営しているが、このシリーズに出場しているチームが『GTワールドシリーズ』に同じマシン、同じ機材で出場できるようにカレンダーを組み、長距離レースのBES、そして短距離レースのGTワールドシリーズと、同一チームがふたつのレースに参戦することができる計画を示した。

「我々はひとつのチームがふたつのシリーズに参戦できるようにして、固定費を償却できるようにしてほしいんだ」とGTワールドシリーズへの狙いを語るラテル。

「我々がふたつのシリーズに参戦するにあたって、チームに要求するのはステッカーの変更だけだ」

 新GTワールドシリーズでは、10〜7レースまでレースの開催数を縮小。2カーエントリーのチームの予算を現状の160万ユーロ(約1億5000万円)から100万ユーロ(約9600万円)まで減らすことができるとラテルは説明する。

「160万ユーロの予算を確保することはなかなか難しい。しかし、100万ユーロであれば多くのチームが予算を確保することができるはずだ。そして、同じ車両でレースができるように、それぞれのレースには最低2週間の間隔をあける」

 ラテルは現在のFIA-GT1世界選手権同様、2カーエントリーのチームを8〜9チーム集めることを計画しており、もしこれに満たない場合は1台エントリー、もしくは3台以上のエントリーを認める予定だという。

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