F1へのエントリーを希望するチームは、十分な資金を確保していることを証明するために1,600万ポンドのデポジットを支払わなければならなくなった。
USF1が2010年F1へのエントリー権を獲得しながら経済的な問題によって参戦をとりやめたことから、バーニー・エクレストンは、新規チームからデポジットをとることを決めた。
以前もデポジット制度はあり、参戦できなければ支払った金はチームの元に戻ってこなかったが、その後このシステムは廃止され、ヴァージン、ロータス、ヒスパニアが今季エントリーを果たすことができた。
しかしUSF1の参戦取りやめによって、エクレストンは、チームのエントリー計画への真剣さを見るため、デポジット制を再度導入すると述べている。
「もし今1,600万(ポンド)を用意できないなら、お引き取り願いたいと彼らに話した」とエクレストンはロンドン・イブニング・スタンダードに対してコメントしている。
「今の時点で用意できないのであれば、彼らが活動を続けていける見込みはない」
2011年F1の13番目のチームの選考が現在進められているが、先週最有力候補のARTが来季参戦計画を断念したことを明らかにした。そのため、デュランゴ、アメリカのサイファー・グループ、エプシロン・エウスカディ、ステファンGPなどの中から1チームが選ばれることになる。