今季からスタートするWEC世界耐久選手権。ひさびさのスポーツカー耐久レースの世界選手権だけに話題も満載のはず……。ということで、現地からレース結果とは直接関係がないトピックスをピックアップしてお届け。第5回目はスパのレースを制したアウディ勢のピット周辺からお届け。
(5)ブランドイメージばっちり確立!? アウディピット周辺のアレコレ
今年はアウディR18 e-トロン・クワトロ、そしてR18ウルトラという2種類のプロトタイプカーを投入するアウディ。すでにここ数年のTDIエンジンでの活躍で、環境に優しい&先進のブランドイメージを確立しつつあります。
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そんなアウディのピットまわりですが、意外にアナログというか、現地でないと分からないものも。まずは、ご覧の軽トラ(ヨーロッパにも軽自動車が存在するのかは不明ですが……)。アウディスポーツのロゴに加え、e-トロン・クワトロのロゴ、各種スポンサーロゴもバッチリ入ってます。
もちろん中身もハイブリッドで四駆です………んなワケはありませんな。
続くこちらは、なんの変哲もないメカニックの後ろ姿。でも、よく見て下さい。アルパインスターズのグローブが腰ベルトに挟まれていて、手に着用しているのはゴム手袋。今回から参戦するe-トロン・クワトロはハイブリッドだけに、ゴム手袋が要るんですね。
そんなピットレーンでは、雨のレースということもあり給油塔には傘が。この傘、そしてこの角度は意味があるのか……? という疑問はさておき。この傘もやっぱりアウディロゴいり。そして給油ノズルのスマイルも気になるところです。ブランドイメージはバッチリ確率しつつも、どっかに遊び心を忘れていないということでしょうか。
ちなみに、レースの最中、ゲートを出たところにはキャンピングカーが止まっているエリアがあるが、そこでテーブルにきちんとクロスを敷き、ワイングラスを片手にバーベキューを楽しみつつレースを楽しんでいる一団を発見。
実は、アウディ1号車をドライブしていたブノワ・トレルイエのパパ&ママのご一行。写真のオレンジ色のヒモのパスを下げているふたりがそうなんです。息子が走っている間もバーベキューを楽しんでおりました