WEC世界スポーツカー選手権は27日、5月5日に開催されるWEC第2戦スパのエントリーリストを発表した。4クラス合計37台のエントリーが集まり、開幕戦セブリングには出場しなかったトヨタTS030ハイブリッドや、童夢S102.5ジャッドなど、日本注目のLMP1カーもエントリーを果たした。

 昨年までのILMC(インターコンチネンタル・ル・マン・カップ)、LMS(ル・マン・シリーズ)時代から、6月のル・マン24時間に向けた前哨戦として多くのエントリーを集めてきたスパでのレース。今季はWEC第2戦として開催される。

 第1戦セブリングをR18 TDIで制したアウディ勢は、このレースから新型のR18 e-tronクワトロを2台投入。また、R18 TDIのエボリューションモデルと言えるR18ウルトラも2台が登場することになっており、合計で4台が出場。ル・マンと同じ台数になっている。

 一方、このレースが初陣となるトヨタTS030ハイブリッドは、アレキサンダー・ブルツ/ニコラス・ラピエール/中嶋一貴の7号車1台だけがエントリー。初めてのレースを戦うことになる。また、日本勢としては、ペスカローロが走らせる童夢S102.5・ジャッドもこのレースが初登場。かつてル・マンではガソリンエンジン最速車の1台でもあった童夢が、どんなレースをみせるのか。

 また、LMP2クラスでは、昨年のILMCチャンピオンチームであるシグナテック・ニッサンが2台目のオレカ03・ニッサンを投入。また、ガルフレーシング・ミドルイーストのローラB12/80には、井原慶子の名が再び記されている。

 第1戦セブリングでは、アメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)のマシンが多く走っていたこともあり、各チームトラフィックに悩まされることになっていたが、今回はWECのみの開催。セブリング戦とはまた異なる展開となりそうだ。

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