ニッサン/ニスモが今年のル・マン24時間に特別枠から投入したニッサンZEOD RC。決勝レースでは序盤ストップしリタイアすることとなったが、その原因は電力駆動などの新技術ではなく、ギアボックスにあったのだという。

 環境技術を志向したマシンのための特別枠“ガレージ#56”からル・マンに参戦したZEOD RCは、マシンに搭載された電力駆動と1.5リッター3気筒直噴ターボエンジンの駆動を切り替えることが可能。EVモードで走行した後、エンジン駆動に切り替え回生を行い蓄電、再びEVモードで走ることができ、サルト・サーキットの1周を電力のみで走ることなどを目標としていた。

 予選2日目には、目標のひとつであった電力駆動のみでの時速300kmを達成。また、決勝日朝のウォームアップ走行では、電力のみでのサルト1周も達成していた。この時のタイムは4分22秒だったということが、ZEOD RCはさらなるタイムアップも目指して決勝に臨んでいた。

 ところが、決勝ではスタートから6周目にアルナージュの先でストップ。再始動することができず、リタイアすることになってしまった。ニッサンのグローバル・モータースポーツダイレクターを務めるダレン・コックスによると、原因はギヤボックスのトラブルだったのだという。

「今朝、チームは電力のみでの周回という見事な仕事を成し遂げた。一度だけトライして、そして達成したんだ。ニッサン、そして電気自動車にとって素晴らしい成果だよ」と、ZEOD RCの功績を讃えたコックス。

「レースのスタートには非常に自信があったんだ。今週初めにはすでに時速300kmを突破しているしね。レースを通して、さらに電力駆動での走行を行うことを楽しみにしていた。ところが、従来のパーツであるギアボックスが壊れてしまったんだ」

「レースの中でEVテクノロジーを披露できることを楽しみにしていた。本当に残念だよ」

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