アメリカ自動車業界の巨人のひとつであるクライスラーが、かつてスポーツカーレース界で大活躍をみせたダッジ・パイパーで復帰を狙っているようだ。英AUTOSPORT誌が報じている。

 ダッジ・パイパーは、過去にル・マン24時間をはじめスポーツカーレースのGTクラスで活躍。1998年から2000年にかけてル・マンのGTSクラスで3連勝をマーク。日本でもチーム・タイサンが輸入し、当時の全日本GT選手権でGT500/GT300クラスに参戦した。

 クライスラーは、そんなパイパーの時期モデルで、BMWやシボレー、フェラーリ、ポルシェ、さらにロータスやアストンマーチンなどが顔を揃える激戦のGTEクラスへの参戦を画策しているという。マシン製作を手がけるのはデイトナプロトなどで実績のあるライリー・テクノロジーではないかと言われている。

「我々はいくつか調査を行ってはいるが、まだ決定した項目はひとつもない」とクライスラーのモータースポーツマネージャーを務めるゲイリー・ジョンソン。「我々は注意深く物事を進めなければならない。なぜならバイパーにはすでに“伝説”があるからさ」

 ライリー・テクノロジーの代表であるビル・ライリーは今年のル・マン24時間に姿をみせたが、ダッジとの関係についてノーコメントを通した。かつて活躍したダッジ・パイパーGTS-Rは、フランスのオレカが製作していた。

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