6月11日〜12日に行われたル・マン24時間耐久レースで、7号車プジョー908をドライブしていたアンソニー・デイビッドソンは、トップを走っていた2号車アウディを意図的に妨害していたのではないかという説に対し反論した。

 ル・マン24時間の終盤戦にあたる22時間目、2号車をドライブしていたアンドレ・ロッテラーの前に入った7号車のデイビッドソン。8号車プジョーに追われていた2号車アウディは7号車に行く手を阻まれる形となった。7号車は19時間目にアレックス・ブルツがクラッシュ、修理に4ラップを要していた。

 アウディスポーツ代表のヴォルフガング・ウルリッヒはこの件について“ゲーム”が行われていたと語り、チームオーダーの可能性を示唆したが、デイビッドソンはこれを否定。遅れたポジションを取り戻そうと、自身のレースを展開していただけであると語っている。

「ちょっと要点を整理しようか。まず言いたいのは、僕はひとつもチームオーダーなんて受けていないってことだ。他のドライバーについては知らないけどね」とデイビッドソン。

「その時に障害になっているとは思っていなかったし、僕は何をするようにも言われなかった。僕は自分がするべきことをしたんだ。今のスポーツカーレースでは青旗がほぼ意味をなさないようにね」

 一方でデイビッドソンは、第2シケインでデイビッドソンとロッテラーが軽く接触したことについて、決して意図的なものではなく、現代のクローズドLMP1カーでは視野が狭かったことが原因であると語っている。

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