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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2016.06.02 16:56
更新日: 2021.12.17 12:56

田嶋伸博&TEAM APEV、100周年のパイクスに挑む。1500馬力超の車両をさらに改良

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ラリー/WRC | 田嶋伸博&TEAM APEV、100周年のパイクスに挑む。1500馬力超の車両をさらに改良

『2016 Tajima Rimac E-Runner Concept_One』は、タジマモーターコーポレーション、SIM-Drive、クロアチアのリマック社の3社のコラボレーションによって生まれたレース専用電気自動車。パイクスピークは近年、EVによる苛烈な技術開発競争が続いており、E-Runner Concept_Oneは1.1メガワット(約1500馬力)の驚異的な高出力を誇る。

 今季はトルクベクタリング制御最適化、タイヤ性能向上、エアロダイナミクス性能向上など、そのパワーを活かすための改良を行い、大幅なタイム向上を目指している。

 100周年のパイクスピークは、今季も田嶋の最大のライバルであるリース・ミレンのeO PP100(同じくEV)と田嶋が総合優勝を争うことになりそう。同じ『エレクトリック・モディファイド』クラスには山野哲也も『4-Motor EV Concept』で参戦することがリストに記載されている。また、奴田原文雄もトヨタGT86でエントリーされている。

 昨年の優勝タイムは、ミレンの9分07秒222。これまでのレコードは、セバスチャン・ローブが2013年にプジョー208 T16で叩き出した8分13秒878となっている。今季はいったいどんなタイムが叩き出されるのか、田嶋とTEAM APEV with MONSTER SPORTの活躍に注目したい。


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