「TGR Vitz CVTは非常に運転しやすく、無事に完走できてホッとしています。今回のように路面コンディションの変化が急激だと、少しの無理が大きなリスクになって返ってきそうだったので、あえて限界の一歩手前に留めるドライビングを心がけました」と眞貝。

「結果的に最後までマシンの状態を保ちながらCVTの制御を数多く試せたので、この戦略が正しかったのだと思います。CVTに関しては今回のラリーでかなり進化したと思っています」

ラリー中、様々なCVTの制御を試したという

 宮本昌司チーフメカニックは、「眞貝選手はかなり慎重に走行してくれました。大きなトラブルなどもなく最後まで走りきってくれたことに感謝しています」とコメント。

「いいデータを得ることができましたが、雪道でのセッティングを含め、色々と課題も見つかりました。来年までスノーラリーはありませんが、車両の基本的な挙動や特性は、グラベルラリーと共通です。今年はグラベルラリーも多いので、今回のラリーで得られた経験は参考になるはずです」

 JRC第2戦は九州・佐賀県で行われるツール・ド・九州2018 in 唐津。ヴィッツCVTも出場予定だ。

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