その正統なステップアップとして、このトップカテゴリーへの挑戦を5カ年計画で進めている同チームだが、この新型『シュコダ・ファビアRXスーパーカー』のテストと開発作業の進捗に関して「ここまでの順調さは予想外で、とても満足している」と語るのは、ESモータースポーツのチームマネージャーを務めるラムナス・フェティングス。

「我々はこの数週間に集中的にマイレージを稼ぐ予定で、このオフシーズンを通じて数多くの開発テストを行う計画だ。その過程で、来季の世界選手権デビューに向け、まともに戦える競争力を養うことができればと考えている」

「そのため、なるべくこのニューマシンを異なる環境やコンディションで走らせ、データを収集したいと思っている」

 またチームのフロントメンバーも徐々に明らかになっており、母体となるESモータースポーツとその代表のスタポンカスに加え、ヴェゾン・スポールのティエリー・ヴィアルド、そしてイギリスのラリー系ファクトリーであるオートテック・モータースポーツのケン・スキッドモアがパートナーとして参画している。

 このリトアニアのチームはまだ来季レギュラードライバーの契約を明らかにしていないが、先のフェティングスによれば「ラリークロスファンは来季のWorldRXでニューフェイスを目にすることになるだろう」と語っており、テストドライバーの顔ぶれを見ても分かるとおり、これまでのWorldRXレギュラー以外のドライバー起用を匂わせている。

 チームは今後もテストプログラムと開発作業を続け、2019年4月5~6日のアブダビ、ヤス・マリーナ・サーキットでのWorldRX開幕戦のグリッドに、2台の『シュコダ・ファビアRXスーパーカー』を並べる計画だ。

熱波に見舞われた欧州でのシェイクダウンに続き、すでに500kmに及ぶマイレージを走破している
アル-アティヤー、アブリングが最有力候補だが、レギュラードライバー発表は年明け以降と見込まれている

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