この日のセミファイナルを通過し、ファイナルに進出したのはティミー&ケビンのハンセン兄弟とヘイキネン、そして前日勝者のグロセット-ヤニンにワイルドカード参戦のケビン・エリクソン、そして女性ドライバーのモリナーロという6名。

 フルウエットのスタートから1コーナーに向け、ハンセン・モータースポーツの2台とヘイキネンのアウディA1がスリーワイドで突入すると、インを抑えたケビンが首位に立つ。すると2周目に入ったところで2番手アウディのボンネットが揺れ始め、3周目のバックストレートでついに全開に。

 完全に視界を失ったヘイキネンはなす術なくスローダウンし、背後にいたティミーもラインを外したことでブレーキングポイントを誤り、次々と後続にパッシングされ最後尾まで下がる事態となってしまう。

 これで楽になったケビンは7周を走破して悠々のトップチェッカー。今季4勝目を飾ると同時に、タイタンRXインターナショナル・ヨーロッパ・シリーズ初代チャンピオンの称号を手にした。

「本当に素晴らしいシーズンになった。毎戦ポディウムに立つなんて信じられないことだし、初めてのシリーズでタイトルを獲得できるなんて、思ってもいなかったよ」と、喜びを語った弟のケビン。

「僕自身も懸命に戦ったし、マシンのこともよく理解できるようになってきたけど、クルマはシーズンを通じて完璧に機能してくれた。これこそが重要な点で、僕らのクルーがパーフェクトな仕事をしてくれたからこその結果だ」

 この最終ヒートではケビン・エリクソン、グロセット-ヤニンの表彰台となり、シリーズランキングでは弟の王者ケビンと同じくシーズン4勝の兄ティミーが2位、同3勝のヘイキネンが3位に続いている。

雨の一人旅となったシーズン最終ヒートを制し、ケビン・ハンセンが初代王座を獲得した
表彰式のプレゼンターを務めているシリーズアンバサダーのアリ・バタネンからトロフィーが贈られた
初参戦のケビン・エリクソンもさすがのドライビングで2位に入っている

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