WRC世界ラリー選手権で優勝経験を持ち、複数のファクトリーチームで契約ドライバーを務めたアンドレアス・ミケルセンが、2021年に向けERCヨーロッパ・ラリー選手権のフル参戦プログラムを発表。待望のレギュラーシート獲得を「世界戦復帰への足掛かりに」すべく、トックスポーツWRTのシュコダ・ファビア・ラリー2エボで、ERC全8戦とWRC2へのエントリーを計画している。
ノルウェー出身で現在31歳のミケルセンは、同世代のティエリー・ヌービルらとともにラリー界で頭角を表し、スター候補生としてWRCに昇格。シトロエン、ヒュンダイ、フォルクスワーゲンのファクトリードライバーとして活躍し、WRC通算3勝を記録したものの、その後の巡り合わせで世界選手権フル参戦の機会を逸する状況が続いてきた。