「僕はこれまで、新しい挑戦にいつもワクワクしてきたが、今回のラリーはこれまで経験してきたものとはまったく違うものになると思う」とベテランのオジエが語るように、現役トップドライバーの中にサファリ・ラリーの経験者はおらず、今戦は誰にとっても初めてのラリーとなる。
ランキング2位につけるエバンスは「スムーズなイベントになるとは思っていませんし、クルマだけでなく選手にとってもきっと大きなチャレンジになるだろう」とひと筋縄にはいかないと予想。
チーム最年少のロバンペラはラリー・サファリの経験者である父、ハリ・ロバンペラが「いろいろな話をしてくれた」といい、「最新のラリーカーであのようなステージをどのように攻略するのか、とても興味深い」とコメントした。
チームを率いるヤリ-マティ・ラトバラ代表は「WRCにケニアでのサファリ・ラリーが戻ってくるのは素晴らしいことだ」と述べた。
「クローズされていない一般道を走り、対向車が来ることをヘリコプターで選手に警告していた以前のスタイルとは大きく異なるが、それでも新たな試練に直面することが予想される」
「サファリ・ラリーはかつて、WRCの中でもっとも難しいイベントだった。今年のステージがどのようになるのか正確にはわからないが、クルマにとって非常に厳しいラリーになることを覚悟して準備する必要がある」
「チームにとっても、現役のドライバーたちにとっても、未知なる領域への挑戦はとてもエキサイティングなことだ」