●ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)
「コリン・マクレーがMスポーツでサファリに出て優勝したとき、僕は5歳でラリーが何かなんて知らなかった。でも彼のやり遂げたことは間違いなくクールだ。Mスポーツのメインホールには、コリンが優勝したときのサファリ・ラリー・フォーカスが飾ってあるから、毎回Mスポーツに行くたびに前を通り過ぎるよ。間違いなくマルコム(・ウィルソン、マネージングィディレクター)とチームにとって素晴らしく良い思い出だろうし、さらに良い結果を出せたらすごいことになる」
「サファリについてマルコムにたくさんの質問をしたけれど、オープンロードでステージがかなりの長距離だった以前とはかなり違っていることは明らかだ。今回はまったく異なる挑戦になるし、それは以前経験した人たちにとってもそうだよ。僕にとって未知への旅であることは間違いない」
「僕はアフリカに行ったことがないんだ。でも主催者からのビデオをかなりの時間観てきたよ。いつもなら、ビデオはステージに慣れるために熱心に見ている。より正確なペースノートを作る役に立つからね。でも道路が不明確だから、違う準備をしてきた。でも現地に到着すれば、もっと明確にできると確信している」
「見てきたものからすると、サファリ・ラリーは僕が経験してきたどのラリーとも比較できないと思う。でも僕はコンディションに対して必要なドライブができることを示してきた。WRC2で勝利したモンテカルロや、トルコでのようにね」
「僕たちは明らかにクロアチア以降非常に大きな進歩を果たしてきた。クリス(パターソン/コドライバー)もこのラリーでマシンに戻るから、彼の知識が助けになるよ。今年の残りの目標はつねにトップ5に入り、好ペースを維持することだ。それが不可能な理由なんてないからね」
●アドリアン・フルモー(フォード・フィエスタWRC)
「WRCがケニアに戻ったのは本当に良いことだ。これは大きな挑戦になるだろう。このラリーがどれだけ困難なものかは過去のイベントから分かっているからね。確かに以前のWRCイベントに比べたら短いイベントだけれども、それでも難しいものだし、僕たちが知っているものとは完全に異なる」
「僕はサファリラリーがWRCに含まれていたことを覚えているには少々若すぎるけれど、いくつか映像を見たことがあるし、フォード・フォーカスがフロントに追加のバーを付けて走るのは素晴らしい見ものだったよ。僕たちのクルマにその手の保護具は付かないけれど、ステージではキリンやゾウが見られるのは確かだから、本当に面白いものになるだろうし、しっかりと注意しなければならないね!」
「主催者からのビデオを見たよ。かなりラフなのでほとんど止まらなければならない場所もある。でもそうしたところでは分別を持って、『オーケー、このセクションでは減速しなければならないが、こっちのセクションでは速く行けるぞ』と言えるようにしなければいけないね」
「WRCサファリでの最後の勝者はMスポーツ・フォーカスのコリン・マクレーだったと知ってうれしいよ。まったく同じ結果を出すのは本当に難しいことだけれど、色々なことが起き得るからどうなるかは分からないよ。でも謙虚な姿勢でいたいと思う」
「僕にとってこのラリーに参戦するのは名誉なことだし、このチャンスを与えてくれたMスポーツには感謝の言葉しかない。WRCマシンでケニアに行けるのは本当にうれしいことだ。夢のようだし、ラリーだけでなく人間性や風景を楽しむことが待ちきれないんだ」
■ヒュンダイ・シェル・モビスWRT
●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)
「誰もがサファリ・ラリー・ケニアがカレンダーに戻ったことに興奮していると思うよ。過去に参戦するチャンスのあったドライバーたちから話を聞いたことがる。当時彼らが経験した冒険を語ってくれたんだ」
「だけどラリーは時とともに進化しているから、僕たちにとっては違う経験になるだろう。何が僕たちを待ち受けているのか分からないけれど、大きなトロフィーを持って戻ってくることを望んでいる。シマウマやゾウ、キリンを見ることになりそうだ。楽しいものになるだろう!」
●オット・タナク(ヒュンダイi20クーペWRC)
「サファリ・ラリー・ケニアは僕にとって新しいイベントだ。僕はアフリカへ行ったこともないんだ。楽しみにしているけれど、ちょっとした冒険になることは予想しているよ」
「以前のラリーの映像をいくつか観たけれど、優勝するためには、まずは完走しなければいけないイベントのひとつだ。ワイルドで野生的な場所のようだね」
「それはカレンダーの他のイベントとは完全に違う特別なものになるだろう。すべてのことが僕たちに有利に働くことを願っているよ」
●ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)
「サルディニアでは週末に不満を残した気分だった。もっと多くのことができる力が僕たちにはあると分かっていたからね。マシンは速かったし、タフなグラベルロードでポテンシャルを示すことができていた」
「ケニアはまた別の挑戦になる。とてつもない挑戦になるだろう。サファリ・ラリーは他に類を見ないもので、これは僕たちが挑んだことがないイベントだ。ステージの特徴は本当にユニークだね。ああしたコンディションでドライブしたいものだ」
「過去そうだったように困難なラリーになるだろうが、どうなるか見てみようじゃないか。チームのために多くのポイントを獲得することを期待している。こうしたイベントのために、チームはノンストップで準備をしてきたのだからね」