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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2021.07.01 13:35
更新日: 2021.07.01 13:36

ティモ・シャイダーもセアト・イビーザで継続参戦。2021年WorldRX開幕戦は全17台集結

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ラリー/WRC | ティモ・シャイダーもセアト・イビーザで継続参戦。2021年WorldRX開幕戦は全17台集結

 そのミュニッヒ・モータースポーツが体制を発表した翌日には、イギリス出身のオリバー・ベネットもWorldRXへの“本格復帰”を表明し、再びエキサイト・レーシングのエントリー名で改良型ミニ・クーパーSX1 RXスーパーカーを走らせる。

「カタルーニャのグリッドに戻ってこれて、本当に興奮しているよ。ここは僕にとってもいい思い出がたくさんある場所なんだ。数年前に初めてWorldRXのイベントを見た場所だし、昨季はCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)のせいでこの1戦への出場のみになったが、なんとか準決勝に進むこともできた」と振り返るベネット。

「このオフの期間に僕のミニにはいくつかのアップデートがもたらされた。テストでのシートタイムを大幅に増やせたので、少なくとも再びセミファイナル進出に挑戦し、プッシュしてトップ10の結果を手にできることを望んでいる」と、コースダイレクターのシャイダーやティミー&ケビンのハンセン兄弟、そしてクリストファーソンらと同様に、電動オフロード選手権『エクストリームE』にも参戦中のベネット。

「しばらくラリークロスでレースをしていないから、この舞台に戻ってくるのが待ちきれない。本当に久しぶりの感覚だよ……」

 そのほか、WRC世界ラリー選手権で2度のワールドタイトルを獲得したマーカス・グロンホルム率いるGRX-SET ワールドRXチームは、すでに発表済みだった息子ニクラスとクリスティアン・サボーに加え、2度のユーロRX王者である元WorldRXレギュラー、ティマー・ティマジャノフを再起用し、3台目のヒュンダイi20 RXスーパーカーを託す。

 また、昨季のフィンランド・コウボラ戦では王者クリストファーソンに次ぐ2位フィニッシュを果たした期待の“フライング・フィン”、ユハ・リトコネンもフォード・フィエスタRXスーパーカーでの参戦を決めている。

 前述のとおり7月23~24日にスペイン・バルセロナで幕を開ける2021年のWorldRXは、ドイツ、スウェーデン、フランス、ラトビア、ベルギー、ポルトガルでの全8戦が予定されている。

クリスティーナ・ジャンパオリ・ゾンカ(左)とペアを組み、『HISPANO SUIZA XITE ENERGY TEAM(イスパノ・スイザ・XITEエナジー・チーム)』としてExtreme E参戦中のオリバー・ベネット
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WRC世界ラリー選手権経験者ケビン・アブリングは、UNKORRUPTED(アンコラプテッド)のルノー・メガーヌR.S.RXスーパーカーをドライブする
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タイトル奪還を期すティミー・ハンセンと、弟ケビンもプジョー208WRXスーパーカーで引き続きフル参戦を表明済み
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