10月30~31日、2021年JRC全日本ラリー選手権の実質的なシーズン最終戦となる第4戦『久万高原ラリー』が、愛媛県上浮穴郡久万高原町を中心に開催された。最高峰クラスJN-1に『トヨタGRヤリスGR4ラリー』を投入してシリーズに参戦しているTOYOTA GAZOO Racingは、勝田範彦/木村裕介組が今季4度目の優勝を飾り、JN-1クラスのタイトルを獲得。一方、チームメイトの眞貝知志/安藤裕一組はすべてのSSを走破したものの、メカニカルトラブルの影響でリタイアとなった。

 TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は、モータースポーツの厳しい環境の下で“人を鍛え、クルマを鍛える”ことを目的に、2015年からJRCに参戦。今シーズンはスバルで通算8回全日本タイトルを獲得した勝田をチームに迎えるとともに、GRヤリスをベースに開発した新車『トヨタGRヤリスGR4ラリー』を投入し、最上位カテゴリーに挑戦している。

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