「数年ぶりにメキシコに戻ることになり、とてもワクワクしている」と語るのは、TGR WRTのボスであるヤリ-マティ・ラトバラ。

「メキシコの雰囲気はつねに素晴らしいが、ラリーはチームとドライバーにとって難しいチャレンジになる。メキシコは熱や標高など多くの課題に対処する必要があるんだ」

「このクルマでメキシコに出場するのは今回が初めて。そのようなコンディションでハイブリッド・テクノロジーを搭載したクルマを走らせるのも初めての経験となる。信頼性がカギになると考えられるため、チームは万全の準備をしようと努力してきた」

 表彰台を逃す結果となった前戦スウェーデンの後に行われるメキシコ・ラウンドについて、ラトバラ代表は好結果を持ち帰ることができると考えている。

「ステージの出走順も大きな要素だが、我々のドライバーたちの出走順は比較的良好だ。そのため、いい戦いができると考えている。とにかくラリーが楽しみだし、ふたたび優勝争いができることを期待している」

 今季第3戦として行われるラリー・メキシコは16日(木)の夜に、デイ1として全長1.12kmの市街地ステージが2本実施される。本格的なグラベルステージは翌日のデイ2から始まり、有名なエル・ショコラテ(SS3/SS6)を含む8本のステージを走行した後、一日の最後にスーパーSSが2本行われる。そのうちSS9“ラス・デュナス・スーパースペシャル”は、18日(土)のデイ3で2回、19日のデイ4(日)でも1回、合計4回走行する新ステージだ。

 競技3日目はシエラ・デ・ロボス山脈のステージを中心とする9本のステージを走り、最終日のデイ4は、今大会最長となる35.63kmのオタテス(SS21)を含む4本のステージを走行する。最終SS23“エル・ブリンコ”は、トップ5タイムを記録した選手とマニュファクチャラーにボーナスポイントが与えられる“パワーステージ”となっている。全部で23本のSS合計距離は320.71km。リエゾン(移動区間)を含む4日間の総走行距離は969.89kmに上る。

WRC第2戦スウェーデンのSS4でステージウィンを飾った勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)
WRC第2戦スウェーデンのSS4でステージウィンを飾った勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)

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