3月16日、WRC世界ラリー選手権の今季第3戦『ラリー・メキシコ』が開幕した。同日10時(日本時間17日1時)より競技に先立ってシェイクダウンが行われ、ヒョンデ・シェル・モビスWRTのエサペッカ・ラッピ(ヒョンデi20 Nラリー1)と、TOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が同タイムでトップ2に並んだ。WRCメキシコ戦に初参戦する日本の勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は9番手タイムをマークしている。
2023年シーズン最初のグラベル(未舗装路)イベントが、中米のメキシコでスタートする。同国グアナファト州最大の都市であるレオンを拠点に行われるラリーは、WRCイベントとして3年ぶりの開催となり昨季2022年にデビューしたラリー1にとっては、初めて迎えるラウンドとなっている。