3月中旬に行われたイタリア・ヴァレルンガサーキットでのシェイクダウンテストを終え、WECはいよいよ公式プログラム「プロローグ」へと入った。

 年間参戦を予定している全クラス、全チームが一堂に会するのはこれが初めて。Clearwater Racingはすでに昨年のル・マン24時間の参戦経験から、オーガナイザーや他のチーム、そして地元のモータースポーツファンからも認知され、歓迎ムードを感じながらのテストスタートだった。

 1日目、モンツァを初走行するチームオーナー兼ドライバーのモク-ウェン・サン選手からスタート、まずはコースの慣熟を行う。

 続いて澤もコースイン。初じめてのコースながら約5周で想定タイムを出して、いち早くエースドライバーのマット・グリフィン選手へと交代。

2017年、LMGTEアマクラスに日本人として唯一フル参戦する澤圭太
2017年、LMGTEアマクラスに日本人として唯一フル参戦する澤圭太

 1日目はクラス4番手で終えるも、セットアップとロングラン中心の為にあまりタイムや順位は気にせずに、課せられたメニューの消化に集中。

 2日目は予選用のセットアップをグリフィン選手が進め、澤も週末を通して初の新品タイヤを投入。

 他車に引っかかりながらも2日間を通じてのチームのベストタイムとなる1分50秒2でその時点でクラストップ。最終的にはクラス2位でテストを終える。

 サン選手も新品タイヤで1分51秒6と初コースながらきっちり帳尻を合わせてくるアマチュアドライバーらしからぬ走りをみせた。

 グリフィン選手は開幕戦のシルバーストンに向けて新しい方向のセットアップを試すなど、精力的かつ順調な仕上がりを見せ、チームもドライバーも自信を持って開幕戦へと迎える状況で無事テストを終了することとなった。

澤コメント:

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