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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2016.04.21 11:18

ハートレー「あれは避けることができる事故」

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ル・マン/WEC | ハートレー「あれは避けることができる事故」

ポルシェ919ハイブリッド(カーナンバー1)のドライバーのコメント
ブレンドン・ハートレー(26歳、ニュージーランド)のコメント:「私は、チームに大変申し訳なく感じています。クルマは信じられないほど好調で、マークの最初のスティントは極めて素晴らしいものでした。私が引き継いだとき、全く問題ありませんでした。十分なリードがありましたし、全くプレッシャーも感じていませんでした。トラフィックにも上手く対処しました。そして、GTカーを外側から抜きにかかりました。これは、第2コーナーではごく当たり前のことですが、ドライバーは私を見逃してコースを一杯に使いました。すべてが一瞬の出来事で、私達は接触しました。あれは避けることができる事故であり、GulfレーシングGTチームに対しても、私達のカーナンバー1のクルーに対しても申し訳なく思っています。私達は態勢を立て直し、ウイークエンドのプラスの面を活かしていくつもりです」。

マーク・ウェバー(39歳、オーストラリア)のコメント: 「私は最初の27周を走行し、それは充実し、興味深いスティントでした。最初、アウディは本当に強かったのですが、追い付き、追い越し、差をつけることができました。私達のクルマは非常によく仕上がっていました。今日は好成績を逃したかたちになりました」。

ポルシェ919ハイブリッド(カーナンバー2)のドライバーのコメント
ロマン・デュマ(38歳、フランス)のコメント:「スタート後、私の最初のスティントでGTカーと接触し、フロントのエアロにダメージがありました。その後は、ノーズを交換するまではアンダーステアがひどい状態でした。2回目のスティントも難しかったです。アウディのブノワ・トレルイエと厳しいバトルになりました。私の方がわずかに速かったのですが、オーバーテークは困難でした。残念なことに、フォードと軽く接触し、わずかにコースアウトしてしまい、約13秒ロスしました。その後、私達のマシーンは非常に速いペースに戻りました」。

ニール・ジャニ(32歳、スイス)のコメント:「私は2番目のドライバーで、ダブルスティントでドライビングを担当しました。最初のスティントは最悪でした。あちこちでトラフィックに捕まり、1周毎に最大6秒をロスしました。ピットストップ後はトラフィックで悩まされることは大幅に減り、フロントウイングにダメージを受けたにもかかわらず、トップのクルマと同じ最高速を出すことができました。レースの残り1/3で再度ドライビングしましたが、またトラフィックの問題に直面しました。これは多分、今年はストレートでそれほど私達にアドバンテージがないからでしょう。そして、最後のパンクで優勝の可能性はなくなりました」。

マルク・リーブ(35歳、ドイツ)のコメント:「アウディとの一騎打ちは時間のロスであり、タイヤの負担が大きかったのですが、レース中盤の私のスティントの出来には大いに満足しています。ラップタイムに大きなばらつきがありました。周回遅れを抜くときに、何秒かロスしたこともあれば、全くタイムに影響しなかったこともあります。天候のため、決勝の準備は容易ではありませんでした。それでも、決勝ではしっかりした仕事ができました」。

なおレース後の再車検の結果、919ハイブリッドは繰り上がりで優勝になりましたが、現在も裁定中につき正式な結果は保留中です。


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