その赤旗明け、真っ先にピットレーン出口に並んだのは、小林可夢偉がステアリングを握った7号車トヨタだ。ニュータイヤを装着した可夢偉は、アウトラップからハイペースで飛ばし、タイムアタックをかけていく。

 アタックラップでトラフィックは2台ほど、それもユノディエールでかわすことができた可夢偉は、場内実況が『カムイ・コバヤシ!』と絶叫するなか、なんと3分14秒791という驚異的なタイムをマークしてみせる。

 後方にはポルシェの2台も続きタイムを上げたものの、ニール・ジャニの1号車ポルシェは3分17秒259、ベルンハルトの2号車は3分18秒162というタイム。これまでのレコードは3分16秒887(2015年ニール・ジャニ/ポルシェ)というもので、可夢偉&トヨタがそのレコードタイムを大きくブレイクすることになった。なお、3分14秒80というタイムが1985年に記録されているが(ハンス・シュトゥック/ポルシェ956)、これはコースレイアウトが現代とは大きく異なる。

 セッションはその後、各所でスピンやコースアウト等あったが、残り9分33秒というところで、テルトルルージュ入口のところで元サッカーフランス代表GKのファビアン・バルテズがドライブしていた23号車リジェがクラッシュ。赤旗が提示され、そのままセッション終了となった。

 最終的に可夢偉のタイムは更新されず、21時30分のチェッカーを迎えることに。2番手は1号車ポルシェ、3番手は2号車ポルシェという結果に。一方、8号車トヨタはリヤエンドを大きく修復する作業が続けられ、終了直前にピットアウトできたものの、7号車とは明暗を分けた。

 LMP2クラスは、CEFCマノーTRSの25号車オレカがLMP1の4号車をも上回る3分25秒549でトップタイム。ジャッキー・チェンDCレーシングの38号車オレカが続いた。LM-GTEプロクラスは97号車、95号車とアストンマーチン勢がワン・ツー。リシ・コンペティツォーネの82号車フェラーリが3番手につけている。

CEFCマノーTRSの25号車オレカ
CEFCマノーTRSの25号車オレカ
ジャッキー・チェンDCレーシングの38号車オレカ
ジャッキー・チェンDCレーシングの38号車オレカ
97号車アストンマーチン
97号車アストンマーチン

本日のレースクイーン

天野ちよあまのちよ
2026年 / オートサロン
AUTOWAY
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技
    【最難関は最初にやってくる】
    FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年5月号 No.1619

    [ 特集 ]
    スーパーGT非公式ガイドブック
    捕まえろ。大きく、遠い、王者の背中

  • asweb shop

    メルセデス AMG ペトロナス F1 チーム ドライバーキャップ 2026

    8,800円