そんなLMP1-Hクラスのバトルのゆくえを左右しうる他クラスでは今季、シャシーとエンジンが一新されたLMP2クラスに注目。
 
 今シーズンのLMP2カーはエンジンパワーの増大によりル・マンではLMP1-Hマシンを上回るトップスピードをマークしている。約1.5kmのロングストレートを持つ富士でもその直線スピードの速さを遺憾なく発揮するはず。加速区間ではハイブリッドパワーを用いるLMP1-Hに及ばないものの、ストレート後半ではトヨタとポルシェのマシンがLMP2カーを抜きあぐねるという光景が見られるかもしれない。

新型LMP2はル・マンで、ポルシェとトヨタの最高速334.9km/hを上回る337.0km/hをマークした。
新型LMP2はル・マンで、ポルシェとトヨタの最高速334.9km/hを上回る337.0km/hをマークした。

 
 富士スピードウェイのオーバーテイクポイントは最高速から一気に60km/h前後まで減速するTGRコーナー(1コーナー)のほか、コカ・コーラコーナー、ダンロップコーナー、パナソニックコーナー(最終コーナー)など、サーキット各所に点在。訪れたファンは場内の各ポイントで繰り広げられるバトルを楽しむことができる。
 
 なかでもおすすめなのがTGRコーナーとダンロップコーナー。このふたつのポイントは前述の各コーナーのなかでもバトルが多く展開されるほか、ドライバーやマシンによるブレーキングの違いを間近で感じることが可能。また、夕方になるレース終盤には真っ赤に発熱するブレーキディスクを見ることもできる。
 
 6時間にわたる長いレース。戦況の分かりやすいグランドスタンドでの観戦・応援もよいが、場内各所をぶらつきながら、ゆったりとレースを楽しむ耐久レースならではの観戦方法も試してみてはいかがだろうか。
LM-GTEアマクラスはランキング首位の98号車アストンマーチンを77号車ポルシェが4ポイント差で追いかける。澤圭太の61号車フェラーリは14点差の3位につけている。
LM-GTEアマクラスはランキング首位の98号車アストンマーチンを77号車ポルシェが4ポイント差で追いかける。澤圭太の61号車フェラーリは14点差の3位につけている。

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