7月に富士スピードウェイで開催されたGTアジア。昨年からはエントリーは減少している。
7月に富士スピードウェイで開催されたGTアジア。昨年からはエントリーは減少している。

■GTアジアは17年もレース開催をアピール。両者は競合!?

 GT3カテゴリーの中核的存在であるシリーズの“アジア版”の開催は、アジアのレースにどんな影響を及ぼすのか。オートスポーツwebが入手したブランパンGTシリーズ・アジアの開催概要によれば、シリーズはこれまでGTアジアを手がけてきた香港のポール・ヤオが携わり、レースダイレクターにもGTアジアのメンバーが名を連ねるほか、レースフォーマットもGTアジアのものに類似している。

 一見すると、GTアジアがブランパンGTシリーズ・アジアに変化するように思われるが、GTアジアは一方で、7月28日に、2017年もシリーズを開催する旨のニュースを発表している。

 GTアジア側では、アマチュア同士のコンビによるカテゴリーの新設(GT4レベルの車両が使用されるが、GT4とは表記していない)を発表。「FIAによって認められた地域を代表するGT選手権」を掲げた。GTアジアとブランパンGTシリーズ・アジアは現在のところ“競合関係”になりそうだ。

 なお、7月の富士スピードウェイでのレースでは、GTアジアのエントラントに対し、ブランパンGTシリーズ・アジアの資料が渡されている。現行のGTアジアに対しては、エントラント内でも不満があるとも言われており、今後アジアのエントラントがどちらを選ぶのかも注目だろう。

 日本に関して言えば、ブランパンGTシリーズ・アジアがプロ/アマのレースであることを考えると、スーパーGT300クラスとは趣旨が異なるため、スーパーGTへの影響はほとんどないだろう。

 むしろ関係がありそうなのは、同じドライバーコンビで挑めるスーパー耐久のST-Xだ。今季もGTアジアに参加するエントラントが参戦しているが、カレンダーによっては、ST-XにブランパンGTシリーズ・アジアのエントラントがスポット参戦する可能性もある。

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