FIAとともにル・マン24時間を統括するACOフランス西部自動車クラブと、燃料電池車開発のベンチャー企業グリーンGTが共同で行っている“ミッションH24”プロジェクトは、9月20日から始まる週末に特別な一歩を踏み出す。彼らが開発中の水素燃料プロトタイプ『グリーンGT LMPH2G』が、ベルギーのスパ・フランコルシャンで行われる公式戦のプラクティスセッションに参加するのだ。
ACOが発表した声明によると、ACOとグリーンGTは両者が共同開発したプロトタイプは「競合他社が参加するレース環境」で経験を積むため、ミシュラン・ル・マン・カップで予定されているふたつのフリープラクティスに参加するという。