一方のフォードGTはLMGTE参戦初年度ながら、4台体制で臨んだル・マン24時間で優勝する快挙を達成。富士には2台のフォードGTで挑む。

もちろん、残るアストンマーチン、ポルシェの存在も忘れてはならない。特にアストンマーチン・バンテージは第5戦メキシコ、第6戦サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)と連勝中だ。

488GTE、フォードGTとの性能差を埋めるべく、性能調整(BoP)でパフォーマンスが引き上げられた点も、アストンマーチンの好調を支える要因のひとつとして挙げられるが、いい流れを維持して第7戦富士へ臨むことになる。

残るポルシェ911RSRは来季に向けた車両開発や活動体制縮小が重なり、今季ここまでは思うような結果を残せていないものの、虎視眈々とチャンスを狙っていることは間違いない。
富士スピードウェイで行われる第7戦では、これら4車種の競演を目の当たりにすることができそうだ。
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