ティクネルは昨年、マツダチームで陣営がシリーズ戦3連勝の“ハットトリック”を達成した画期的なシーズンを経験。ヨーストがもたらしたこの勝利の方程式がマルチマチックに渡っていると信じている。

「ヨースト・レーシングが僕たちのためにしてくれたすべてのことに、誰もがとても感謝している。僕らは2018年中盤から明らかに強さを増した」とティンクネル。

「ワトキンスグレンでの最初の総合優勝(55号車が優勝、僚友77号車が総合2位)は誰にとっても特別な瞬間だった。その後のビクトリーレーンで交わしたヨーストさん(創設者のラインホルト・ヨースト)との握手と、彼の笑顔は忘れないよ。それは僕の記憶に長く残り続けるだろう」

「彼らはこのプログラムを強力なポジションのまま、マルチマチックに引き渡した。だから僕たちは2020年以降もさらに強力になり、より多くの勝利を収めることができる立場にあるんだ」

■マルチマチックはWECのフォードGTチームを運営した経験を持つ

 2020年シーズンの途中からマツダモータースポーツの運営を担うことになるマルチマチックは以前、WEC世界耐久選手権で4年間にわたってフォード・ファクトリーチームの運営を行っており、ティンクネルも所属していた同陣営でスポーツカーレースでの経験を重ねている。

 スタッフの多くはWECとIMSA、両方のプロジェクトに取り組んできており、現在は新型コロナウイルスの影響でシーズンが実質的に中断されているIMSAの2020年シーズンが再開されれば、マツダDPiチームを大いに助けることになるとティンクネルは言う。

「僕は男女を問わず全員を知っている。彼らは皆フォードGTを使用したトップレベルのプログラムから移って来ているが、その多くは長い間マツダのプログラムにも密接に関わってきた」

「彼らはすべての24時間テストを実施し、そのうちの何人かはデイトナやプチ・ル・マンなどの大きなレースで僕たちを手助けしてくれた」

「ピットストップなどに関しても、とてもハイレベルだ」

「僕たちはフォードGTプログラムがいかに成功したかを知っている。それを支えた彼らが、今度はマツダモータースポーツのプログラムをより強力にしてくれるのだからエキサイティングだよね! 今まで以上に強い立場になったと言っても過言ではないと思うよ」

2019年IMSA第6戦ワトキンスグレンでチーム初の総合優勝を飾った55号車マツダRT24-P
2019年IMSA第6戦ワトキンスグレンでチーム初の総合優勝を飾った55号車マツダRT24-P
僚友55号車マツダが初優勝を飾ってわずか1週間後、今度は77号車がモスポートで総合優勝を果たした。マツダはいずれもレースでもワン・ツー・フィニッシュを達成。
僚友55号車マツダが初優勝を飾ってわずか1週間後、今度は77号車がモスポートで総合優勝を果たした。マツダはいずれもレースでもワン・ツー・フィニッシュを達成。

本日のレースクイーン

五十嵐みさいがらしみさ
2026年 / スーパーGT
埼玉Green Braveサポーターズ
  • auto sport ch by autosport web

    20歳でスーパーGTの最高峰に挑む“新人”小林利徠斗に迫った『FORMATION LAP』2026年第1弾が6月5日に公開

    ふつうとちょっとズレてる──20歳で最高峰に挑む新人ドライバー【FORMATION LAP Produced by auto sport】2026 Episode 1

  • auto sport

    auto sport 2026年8月号 No.1622

    [特集]│多│角│検│証│
    なぜ、日本人はF1で勝てないのか?
    いつか夢を実現するために過去から学ぶ

  • asweb shop

    掘り出し物満載の特別企画『モデルカー祭り!』がautosport web shopで開催中。6月25日まで

    レア物や特別価格商品が満載!
    6月25日まで